プレマネー・ポストマネーバリュエーションとは?

最終更新: 2026-06-19

自社の価値を、まずは無料で試算できます。無料で試算 →

スタートアップの資金調達では「プレマネー」「ポストマネー」という言葉がよく使われます。投資の前後で企業価値をどう捉えるかを表す用語で、投資家の持分比率や創業者の希薄化に直結します。本稿で違いと計算をわかりやすく解説します。

プレマネーとポストマネーの違い

  • プレマネー:投資(出資)を受けるの企業価値。
  • ポストマネー:投資を受けたの企業価値(=プレマネー+調達額)。

関係はシンプルで、ポストマネー = プレマネー + 調達額 です。交渉で「バリュエーション◯億円」と言うとき、プレかポストかで意味が変わるため、必ずどちらの話かを確認します。

持分比率の計算

投資家の持分比率は 調達額 ÷ ポストマネー で決まります。

例:プレマネー4億円の会社が1億円を調達。
ポストマネー = 4 + 1 = 5億円。投資家の持分 = 1 ÷ 5 = 20%
創業者側の持分は80%に(単純化した)。

プレマネーが高いほど希薄化は小さい

同じ調達額でも、プレマネーの評価額が高いほど、投資家に渡す持分(=創業者の希薄化)は小さくなります。たとえば上の例でプレマネーが9億円なら、ポストマネー10億円・投資家の持分は10%で済みます。だからこそ、説得力のある事業計画と企業価値評価が資金調達交渉の鍵になります。

ラウンドを重ねると

スタートアップはシード・シリーズA・B…と複数回の調達(ラウンド)を重ねます。各ラウンドで希薄化が積み重なるため、創業者は「どのタイミングで・いくらのバリュエーションで・どれだけ調達するか」を長期的に設計する必要があります。

よくある質問(FAQ)

Q. 「バリュエーション5億円」はプレ・ポストどちらですか?

A. 文脈によります。通常はプレマネーを指すことが多いですが、必ず確認しましょう。プレかポストかで持分比率の計算が変わります。

Q. プレマネーはどう決まりますか?

A. 事業計画・市場・類似事例などをもとに、投資家との交渉で決まります。DCF法や類似比較の考え方が参考にされますが、初期段階は交渉色が強くなります。

まとめ

プレマネーは投資前、ポストマネーは投資後(=プレ+調達額)の企業価値です。投資家の持分は「調達額÷ポストマネー」で決まり、プレマネーが高いほど創業者の希薄化は小さくなります。複数ラウンドを見据えた価値の設計が、資金調達の成否を左右します。

自社の価値を、まずは無料で試算

DCF法・類似会社比較法・時価純資産法による評価レンジを最短数分で。登録・シミュレーションは無料です。