不動産業・REITのバリュエーション|NAV法とキャップレート
最終更新: 2026-06-19
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不動産業やREIT(不動産投資信託)は、保有する不動産そのものが価値の中心であり、評価も不動産の価値を軸に組み立てます。一般事業会社の収益倍率とは異なるアプローチが使われます。
主な評価アプローチ
- NAV法(純資産価値): 保有不動産を時価評価し、負債を差し引いて1株あたりの価値を求める。不動産・REIT評価の中心
- 収益還元法(NOI ÷ キャップレート): 賃料から経費を引いた純収益(NOI)を、還元利回り(キャップレート)で割って不動産価値を算定
- DCF法: 将来の賃料キャッシュフローを割り引く(DCFの考え方を不動産に適用)
REIT特有の指標
- FFO(Funds From Operations): 純利益に減価償却を足し戻した、不動産の実質的な稼ぐ力。REITの収益力指標として重視
- NAV倍率・分配金利回り: 投資口価格がNAVに対して割高/割安か、分配金の利回り
注目される論点
- キャップレートの水準(金利・市況で変動し、価値に大きく影響)
- 稼働率・賃料水準・テナントの質
- 立地・築年数・含み損益
よくある質問(FAQ)
Q. なぜ不動産はNAV法が中心なのですか?
A. 保有する不動産そのものが価値の中心だからです。各物件を時価評価して積み上げ、負債を差し引くNAV法が実態に合います。
Q. キャップレートとは何ですか?
A. 不動産の純収益(NOI)に対する利回りで、価値=NOI÷キャップレートで評価します。金利・市況で変動し、低いほど価格は高くなります。
まとめ
不動産業・REITは、保有不動産が価値の中心で、NAV法(純資産価値)と収益還元法(NOI÷キャップレート)が評価の軸です。REITではFFOや分配金利回りも重視されます。キャップレートの水準・稼働率・立地が価値を大きく左右します。
※ 不動産評価は鑑定領域とも関わります。本記事は概要であり、重要な意思決定では専門家にご相談ください。