企業概要書(IM)・ノンネームシートとは?

最終更新: 2026-06-18

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M&Aでは、売り手の情報を一度に全部見せるのではなく、段階的に開示します。その中心となるのが「ノンネームシート」と「企業概要書(IM)」です。情報管理と買い手の絞り込みを両立させるための仕組みです。

2つの資料の違い

資料開示段階主な内容
ノンネームシート(ティーザー)打診段階(NDA前)社名を伏せ、業種・地域・規模・特徴を簡潔に(1〜数ページ)
企業概要書(IM)NDA締結後事業内容・財務・組織・強み・譲渡条件などの詳細

ノンネームシート(ティーザー)

社名が特定されないよう配慮しつつ、買い手候補の関心を引くための要約資料です。業種・エリア・規模感・事業の特徴・譲渡理由の概要などを簡潔にまとめます。これで関心を示した相手とNDAを結び、次の段階に進みます。

企業概要書(IM: Information Memorandum)

NDA締結後に開示する詳細資料です。事業内容・沿革・組織・財務情報・強みと課題・譲渡条件などを記載します。買い手はこのIMをもとに、初期的な価値の目安や買収の可否を検討します。

買い手の検討と売り手の準備

買い手はIMの内容から、シナジーの可能性や価格感を見立て、関心があれば意向表明・条件交渉へ進みます。売り手にとっては、IMの質(情報の整理・強みの伝え方)が買い手の評価を左右する重要な資料です。財務や事業の実態を正確に、かつ魅力が伝わる形でまとめることが求められます。

よくある質問(FAQ)

Q. ノンネームでも会社が特定されることはありますか?

A. 特徴を書きすぎると推測されることがあります。地域・規模・事業内容の粒度を調整し、特定されないよう配慮して作成します。

Q. IMは誰が作りますか?

A. 仲介会社・FAが売り手とともに作成するのが一般的です。財務情報の正確さと、強みの伝え方の両立がポイントです。

まとめ

ノンネームシートは社名を伏せた打診用の要約、企業概要書(IM)はNDA後に開示する詳細資料です。段階的な開示で情報を守りつつ買い手を絞り込みます。IMの質が買い手の評価を左右するため、実態を正確に、魅力が伝わる形で整理することが大切です。

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