秘密保持契約(NDA)とは? M&Aの最初のステップ

最終更新: 2026-06-18

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秘密保持契約(NDA: Non-Disclosure Agreement/CA: Confidentiality Agreement)は、M&Aの検討で相手に会社情報を開示する前に結ぶ契約です。M&Aの情報は極めて機微なため、NDAはプロセスの実質的なスタート地点になります。本稿でその役割と、情報開示の流れを解説します。

なぜM&AでNDAが重要なのか

M&Aの検討が外部に漏れると、従業員の動揺・離職、取引先や金融機関の不安、競合への情報流出など、売り手に深刻な影響が及びかねません。そこで、詳細情報を渡す前にNDAを結び、情報の取り扱いを契約で縛ります。

NDAの主な役割

  • 開示した情報を第三者に漏らさない(秘密保持)。
  • 検討以外の目的に使わせない(目的外利用の禁止)。
  • 情報に触れられる人の範囲を限定する。
  • 情報の返却・破棄、有効期間、違反時の責任などを定める。

情報開示の流れ

通常、まず社名を伏せたノンネームシートで打診し、関心を持った相手とNDAを締結します。その後に社名入りの企業概要書(IM)など詳細情報を開示し、トップ面談・条件交渉へと進みます。デューデリジェンスではさらに踏み込んだ情報を扱うため、NDAによる保護が前提になります。全体像はM&Aの流れを参照してください。

よくある質問(FAQ)

Q. NDAを結べば情報漏えいは完全に防げますか?

A. 契約上の抑止力にはなりますが、完全な防止を保証するものではありません。開示する情報の範囲・タイミングを段階的に管理することも重要です。

Q. NDAは誰が用意しますか?

A. 仲介会社・FAや弁護士が雛形を用意することが多いです。重要な契約のため、内容は専門家に確認するのが安全です。

まとめ

NDA(秘密保持契約)は、M&Aで情報を開示する前に結ぶ、プロセスの出発点となる契約です。秘密保持・目的外利用の禁止・情報の取り扱いを定め、売り手の情報を守ります。ノンネーム→NDA→詳細開示という段階的な流れを理解し、情報管理を徹底することが円滑なM&Aの基盤になります。

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