M&A(会社売却)の流れ|検討から成約までのステップ

最終更新: 2026-06-18

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会社売却(M&A)は、思い立ってすぐ成約するものではなく、複数の段階を経て進みます。一般的な流れと各段階でやることを把握しておくと、準備の抜け漏れを防ぎ、交渉を有利に進めやすくなります。中小企業のM&Aは、検討開始から成約まで半年〜1年程度かかることが多いとされます。

一般的なステップ

  • ① 準備・方針整理(売却目的・希望条件の明確化、自社の価値の目安把握)
  • ② 相手探し(仲介・FAの活用、ノンネームでの打診)
  • ③ トップ面談・条件交渉(意向表明書の受領)
  • ④ 基本合意(独占交渉権・主要条件の合意)
  • ⑤ デューデリジェンス(買い手による調査)
  • ⑥ 最終契約(株式譲渡契約等の締結)
  • ⑦ クロージング(決済・経営権の移転)

各ステップのポイント

① 準備・方針整理

売却の目的(引退・選択と集中・成長加速など)と希望条件を整理し、自社のおおよその価値を把握します。ここが曖昧だと、その後の交渉がぶれます。

② 相手探し

仲介会社やFAを通じて、まず社名を伏せたノンネーム資料で買い手候補を探します。関心を示した相手とは秘密保持契約(NDA)を結んでから詳細情報を開示します。

③〜④ 面談・基本合意

トップ面談で相互理解を深め、買い手から意向表明書を受領。主要条件(価格の目安・スキーム・スケジュール)を基本合意書にまとめ、独占交渉権を付与することが一般的です。

⑤ デューデリジェンス

買い手が財務・税務・法務などを精査します(DDとは)。ここで問題が見つかると価格の見直しや破談につながるため、売り手の事前準備が重要です。

⑥〜⑦ 最終契約・クロージング

DDの結果を踏まえて最終条件を確定し、株式譲渡契約などを締結。決済と経営権の移転(クロージング)で成約です。成約後は統合作業(PMI)が続きます。

最初にやるべきこと

最初の「準備」段階で自社のおおよその価値(レンジ)を把握しておくと、希望条件の設定や相手との交渉が現実的になります。期待値と市場評価のギャップを早めに認識することが、スムーズな進行につながります。仲介とFAの違いを理解し、自社に合った専門家を選ぶことも大切です。

よくある質問(FAQ)

Q. M&Aにはどのくらい時間がかかりますか?

A. 案件によりますが、中小企業では検討開始から成約まで半年〜1年程度が一つの目安です。相手探しに時間がかかることもあります。

Q. 従業員や取引先に知られずに進められますか?

A. 初期はノンネーム・NDAで情報管理を徹底するのが通常です。情報開示の範囲とタイミングは専門家と慎重に設計します。

まとめ

M&Aは準備→相手探し→面談・基本合意→DD→最終契約→クロージングという段階を経て進み、半年〜1年程度かかるのが一般的です。最初に自社の価値レンジを把握し、各段階で何を準備すべきかを理解しておくことが、納得のいく会社売却につながります。

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