M&A仲介手数料の相場とレーマン方式の計算

最終更新: 2026-06-18

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M&Aを仲介会社やFAに依頼すると、各種の手数料が発生します。中でも成功報酬の計算には「レーマン方式」が広く使われています。費用構造を理解しておくと、依頼先の比較や手取りの見積もりに役立ちます。

主な費用項目

  • 着手金:依頼時に支払う(無料の会社もある)。
  • 中間金:基本合意時などに支払う(成功報酬の一部前払いの位置づけが多い)。
  • 月額報酬(リテイナー):契約期間中に毎月支払う(採用しない会社も多い)。
  • 成功報酬:成約時に、取引金額に応じて支払う(レーマン方式)。
  • 最低手数料:成功報酬の下限。小規模案件ほど影響が大きい。

レーマン方式とは

取引金額を段階に分け、各段階に料率を掛けて合算する方式です。金額が大きいほど低い料率が適用される構造で、一般的には次のような料率がよく用いられます。

取引金額のうちの部分料率の例
5億円以下の部分5%
5億円超〜10億円の部分4%
10億円超〜50億円の部分3%
50億円超〜100億円の部分2%
100億円超の部分1%
例:取引金額3億円の場合、3億円 × 5% = 1,500万円(最低手数料がこれを上回る場合は最低手数料)。
料率は一例で、依頼先により異なります(目安)。

「基準金額」で総額が変わる

注意したいのは、レーマン方式の基準を「何の金額」に置くかで総額が変わる点です。株式価値(株式の譲渡対価)を基準にする場合と、負債を含む企業価値や移動総資産を基準にする場合では、後者ほど報酬が大きくなります。依頼先比較では、基準金額の定義最低手数料を必ず確認しましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 手数料はいくらくらい見ておけばよいですか?

A. 取引金額・基準・最低手数料で変わります。小規模案件では最低手数料が効いてくるため、料率だけでなく下限額の確認が重要です(目安)。

Q. 着手金無料なら安心ですか?

A. 着手金の有無だけでなく、成功報酬の基準金額・最低手数料・中間金まで含めた総額で比較することが大切です(仲介とFAの違い)。

まとめ

M&Aの手数料は着手金・中間金・成功報酬などからなり、成功報酬はレーマン方式で計算されます。基準金額の定義や最低手数料で総額が大きく変わるため、依頼先比較ではそこを確認しましょう。手取りを正しく見積もる前提として、まず自社の売却価格の目安を把握しておくことが欠かせません。

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