SaaS企業の評価|ARR・チャーン・Rule of 40の見方
最終更新: 2026-06-19
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SaaS(Software as a Service)企業は、継続課金(サブスクリプション)による安定収益が特徴で、評価でも独自の指標が重視されます。IT・ソフトウェア企業の評価の中でも、特にメトリクスが重要な領域です。
重視される主な指標
- ARR / MRR: 年間/月間の経常収益。安定収益の規模を表す
- チャーン(解約率)・NRR(売上継続率): 既存顧客の収益がどれだけ維持・拡大するか。NRRが100%超なら既存だけで成長
- LTV / CAC: 顧客生涯価値と顧客獲得コストの比率。獲得効率の指標
- Rule of 40: 「売上成長率+利益率」が40%以上かという、成長と収益性のバランス指標
評価の考え方
成長段階のSaaSは赤字でも高く評価されることがあり、利益倍率より売上倍率(EV/ARR・EV/Sales)が使われます。成熟すればDCF・EBITDA倍率も用いられます。継続率・ユニットエコノミクスの良さが、高い評価の根拠になります(スタートアップの評価もあわせて参照)。
よくある質問(FAQ)
Q. NRR(売上継続率)が100%超とはどういう意味ですか?
A. 既存顧客からの収益が、解約を差し引いてもアップセル等で増えている状態です。新規獲得なしでも成長することを意味し、高く評価される要因です。
Q. なぜ赤字のSaaSが高く評価されるのですか?
A. 顧客獲得への先行投資で赤字でも、継続課金による将来収益が見込めるためです。チャーンが低くLTV/CACが良ければ、将来の収益性が期待されます(目安)。
まとめ
SaaS企業は継続課金による安定収益が特徴で、ARR/MRR・チャーン・NRR・LTV/CAC・Rule of 40などの独自指標が重視されます。成長段階は売上倍率(EV/ARR)、成熟後はDCF・EBITDA倍率で評価します。継続率とユニットエコノミクスの良さが高評価の根拠です。